GAG2022参加アーティスト/村田茜

村田茜 AKANE MURATA

大学で日本画を専攻し、岩絵具や金属箔を用いた絵画を描く
一方で、表現の延長としてペインティングアニメーションの
制作もしている。モチーフとモチーフの交流をテーマとして、
凝縮し抽象化された世界を制作。

 

村田茜 コメント
人や静物、風景の交流や影響のしあいを、絵画やアニメーション
を通して描いています。
岩絵具はイメージの色のみになりきることができない物質として
の特性を持ち、岩絵具がのった紙は平面としてなめらかになれず、
画面に小さな影を無数に落とします。このような小さな立体の持
つダイナミズムを表現に求めます。
ふっくらした光沢を持つ金属や、まろやかな胡粉なども用い、気
持ちのいい感覚を探します。
表現においては、時間の中で流れていってしまうのでなく、時間
の中で動く彫刻のような、抵抗感のある状態を作りたいです。水
の中の状態に少し似て、水はつかむことはできませんが、水中で
動くとその存在の抵抗を感じることができます。そのような実感
を画面に残していきたいです。

 

村田茜 略歴
1993年 千葉県生まれ
2017年「ギャラリーへ行こう2017」入選(2018年、2020年)
2018年「ヤングアーティスト公募展いい芽ふくら芽」入選
2018年「IAG AWARDS 2018」B-gallery賞 受賞
2018年 東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2018年「年末年始に飾る絵画」(数寄和/東京)
2018年「異界のもの作品展」(銀座三越/東京)
2019年 個展「彼らの風景」(B-gallery/東京)
2019年 個展「知らない音」(ぽえむ狛江南口店/東京)
2019年「たんざく展」(伊勢丹新宿店/東京)
2021年「清須市 第10回 はるひ絵画トリエンナーレ」佳作 受賞
2021年「IAG ARTISTS SELECTION 池袋回遊派美術展」(東京芸術劇場/東京)
2021年「耀画廊選抜展 – 対の世界 - vol.4」(東京九段耀画廊/東京)
2021年「まほろば展 vol.4」(東京九段耀画廊/東京)
2021年「ライプツィヒ国際映画祭」上映(ドイツ)
2022年「IAG Artists’ Small Works」(自由学園明日館/東京)
2022年「ザグレブ国際アニメーション映画祭」上映(クロアチア)

1993年生まれ。千葉県出身。

 


村田茜「雲と日の光」22.0×27.3cm〔2021年〕

 

展示会場

> 十六銀行会場 

> 柳ケ瀬画廊会場

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