GAG2023参加アーティスト/石田麻衣
日本の伝統文化である書の美しさや日本語の表現を
用いて、独自の世界を創造し、「現在と過去」「記
憶と現実」「見えるものと見えないもの」のように
対立した要素、現在では失われた事物の意味や価値
を追求している。
石田麻衣 コメント
日常の中で暇さえあれば古代というものを想像し、現代では
失われた物が持っていた本来の意味や価値について考えてい
る。
「現在と過去」「記憶と現実」「見えるものと見えないもの
」の様に対立した要素を一つの作品に表現している。
作品に文字を入れることについて尋ねられる事がよくある。
一つの漢字に幾つもの発音を当てる日本語の音訓読みは日本
独特の使い方だが、絵に文字を入れるのはマンガの吹き出し
の様な役割として私には不可欠な物であり、「文字で表せな
いものと文字」という対立した要素も一つの世界に表現する
ことが自然であると考えている。
石田麻衣 略歴
1980年 静岡県生まれ。
岐阜女子大学文学部国文学科書道東洋文化コース卒業。
高等学校第一種書道、国語の教員免許取得。
文部科学省後援毛筆書写技能検定1級合格。
同検定1級連合会会長賞受賞。
大学卒業後書道講師として高等学校勤務しながら競書雑誌
常任理事として雑誌手本や審査員を務めると 共に 2018 年
まで書塾経営。以降、高等学校で書道講師を続けながら、
書の技法を基に創作活動を始める。
2020年
個展「ハリボテノセカイ」(サナギ新宿/東京)
2021年
「kowaii展」(新井画廊/東京、松坂屋名古屋店/愛知)
「アッパレアートパレード」(松坂屋静岡店/静岡)
「Energy展」(文房堂ギャラリーカフェ/東京)
「たんざく展」(伊勢丹新宿店/東京、新井画廊/東京)
「アートアートアート」(松坂屋名古屋店/愛知)
「シタマチアートパレード」(松坂屋上野店/愛知)
「KENZAN2021」(東京芸術劇場/東京)
「KENZAN contemporary」(松坂屋上野店/東京)
「Mai Ishida solo exhibition」(THE KANZASHI TOKYO ASAKUSA/東京)
2022年
「IAG Artists’ Small Works」(自由学園明日館講堂/東京)
「New Surface展」(大丸東京店/東京)
「アートフルに暮らす展」(伊勢丹浦和店/埼玉)
「池袋回遊派美術展」(東京芸術劇場/東京)
「若手女流画家6人展」(阿部敬四郎ギャラリー/宮城)
「たんざく展」(伊勢丹新宿店/東京)
「アートアートアート」(松坂屋名古屋店/愛知)
「たんざく展」(阿部敬四郎ギャラリー /宮城)
「KENZAN2022」(東京芸術劇場/東京)
「Tokyoアートシーンの今展」(藤崎本館/宮城)
「東武秋の絵画市」(池袋東武/東京)
「東武絵画市」(船橋東武/千葉)
「アートゲンダイ」(松坂屋上野店/東京)
2023年
「アートのチカラ」(伊勢丹新宿店/東京)
「アートアートアンテナ」(松坂屋名古屋店/愛知)
石田麻衣「首都高ミルキーウェイ」
45.5×38cm〔2023年〕
作中の和歌:あめのうみに雲の波たち月の舟 星の林に漕ぎかくる見ゆ(柿本人麻呂)
展示会場
> 十六銀行会場