GAG2023参加アーティスト/向井大祐

古典的な日本画の技法を用いて主に植物を描く。
いのちへの賛歌、ただそこに在ることの美しさを
表現の基調としながら、時代とともに変化し続け
る自然とそれに対する人間の眼差しを描きあげる。

 

向井大祐 コメント
主に植物を題材として古典的な日本画材料を用いて制作して
います。私にとって日本の花鳥画は生きとし生けるものへの
讃歌であり、人間を含めた自然がただ在ることへの自己肯定
感を感じます。それは現代を生きる私たちにも共感できる普
遍的な視点だと思いますが、人間と自然の距離感や向き合い
方は時代とともに変化しているものです。絵画を制作する上
では変わらない強さを基調としながら、現代的な表現のあり
方を常に模索しています。

 

向井大祐 略歴
1988年
岐阜県生まれ
2012年
東京藝術大学美術学部絵画科日本画 卒業                          2014年
東京藝術大学大学院美術研究科保存修復日本画 修士課程 修了                  2015年
「三菱商事アートゲートプログラム2014年度奨学生展」(GYRE/東京)
2016年
「第25回奨学生美術展」(佐藤美術館/東京)                           2017年
東京藝術大学大学院美術研究科保存修復日本画 博士後期課程 修了
個展(贍百堂画廊/東京)
2019年
個展(耀画廊/東京)
2020年
個展(長江洞画廊/岐阜)
「新春美術館2020 色即是芸」(みんなの森 ぎふメディアコスモス/岐阜)
2021年
個展(耀画廊/東京)
2022年
個展(長江洞画廊/岐阜)
「第9回桜花賞展」(郷さくら美術館/東京)
2023年
「第28回尖展」(京都市京セラ美術館/京都)

 

向井大祐「耀く風」
日本画(紙本着色)
40×40cm〔2023年〕

 

展示会場

> 十六銀行会場

関連記事